オフィス・ワンダーランド(さい ふうめいプロデュース) 第29回公演 2002.4.17.(WEN)〜21.(SUN)
「不死鳥の落胤」
作=さい ふうめい 書下ろし 新作
演出=岩村 久雄(文学座)
拡大画像 裏面
ストーリー
第二次世界大戦直後の日本――。
焼け跡で、もっとも活力のあった闇取引の「露天の集団」を〈闇市〉という。
闇市では、人は国籍、階級、身分、出身、学歴などを一切問われることはなかった。
「元中将、元社長、元宮サマ、元教授・・・・『元』や前歴は通用しなかった。
弱肉強食、相互扶助、狡猾、義理人情、窃盗、ゆすり、
・・・・・互いに対立拮抗するもろもろのものが、おり重なり、もつれあって共存していた」(樋口陽一詩集あとがきより)
東京最大級の闇市「ノガミ上野のアメ横」に、突如、カジノ「フェニックス」が出現した。
仕掛け人は、コンドウと名乗る男。コンドウの野望は、ノガミ上野を日本のラスベガスにすることだった。
競馬、競輪など賭博事業の公営化を目論んでいた政府は、コンドウの野望の前に立ちはだかる。
コンドウら闇市の住人と、政府の役人は真っ向から対立。裏切りには裏切りを。博奕には博奕を。
知力の限りを尽くしただまし合い、せめぎ合いの結果は!?
今度の博奕は〈ルーレット〉だ!!
焼け跡ギャンブラーシリーズ第5弾
「勝負師伝説−哲也」(少年マガジン誌)の原作者 さいふうめい が得意とする悪漢物語(ピカレスクロマン)。
演出はこのシリーズをすべて手掛け、好評を得ている 岩村久雄(文学座)が続投します。
主人公にはワンダーランド公演3作目出演で頭角をあらわし、初主演となる新星 前田一世 。
ヒロインには文学座期待の新人 山田りな 。前作主演 井藤元希 は物語の鍵をにぎるコンドウ役に。
その他150名の応募から選ばれた 狩野謙(タイムリーオフィス)、おのまさし(ショーGEKI)、斉藤範子(Theatre劇団子)等、
実力派メンバーも加わり、 ますますパワーアップした舞台を贈ります。
「賭博師・梟」「軍鶏たちの夜」「鳳凰の切り札」「漂鳥の儚」に続く焼け跡ギャンブラーシリーズ第5弾――。
激動の世に夢を賭けた勝負師たちの物語。笑いと感動を生み出す上質なエンターテーメントに乞うご期待!
スタッフ
演出 岩村 久雄(文学座)
照明 小関 英勇
音響 松本 昭
美術 加藤 ちか
舞台監督 上村 利幸
キャスト
作 さいふうめい |
美術 加藤ちか |
演出 岩村久雄(文学座) |
照明 小関英勇 |
出演 |
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前田一世 |
音響 松本昭 |
山田里奈 |
舞台監督 上村利幸、古屋治男
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井藤元希 |
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狩野謙 |
舞台写真 熊谷章 |
おのまさし |
宣伝美術 上平崇仁 |
高見貞則 |
脚本協力 谷津弘幸 |
斉藤範子 |
演出助手 吉田真由子 |
園部まりあ |
交流指導 倉持一裕 |
長谷川貴子 |
殺陣指導 松田光輝 |
鈴木浩史 |
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藤本至 |
プロデューサー さいふうめい |
林力 |
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河原新一 |
制作 哲AKIKO子 |
笠原哲平 |
制作協力 北川正徳 |
山口めぐ |
オフィス樹 |
フジワラマドカ |
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寺岡泉美 |
協力 |
野嶋廉 |
講談社少年マガジン |
六藤伸隆 |
文学座 |
吉松千帆 |
(株)カモミール社「テアトロ」 |
小山志保 |
タイムリーオフィス |
渡部将之 |
ショーGEKI |
西窪里紗 |
Theatre劇団子 |
奈須千佳 |
劇団東京ボードヴィルショー |
塚本浩平 |
Mオフィス |
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(株)フェイス |
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主催 オフィス・ワンダーランド |
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